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KIKI歌野

Author:KIKI歌野
物書き(♀)です。アダルト表現を含む物語もありますのでご注意ください。ふと訪れた方々が楽しんでくださればうれしいです。
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KIKI歌野の、たあいないものがたり
小説を書いています。官能を含む恋愛小説、普通の小説をぼちぼち載せていきます。たぶんまあまあ面白いです(つまんなくても暖かい目で見守ってください・・笑)


  NEW!!☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 2012年8月
 直己×香枝の最新作『パーフェクト・ビューティー・オブ・ライフ』アップしました。

 ゴメンナサイ、今回は有料コンテンツですが、(1)のみ無料で試し読みしていた
 だけます。

  皆様から寄せられたご感想はコチラ → ★★

 
 2010年11月
 直己×香枝の第四弾『ラヴァーボーイの受難』アップしました。


   インデックス・作品紹介
  初めてのお方はどうぞ。このブログ内の小説ラインナップが一目でわかります。


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  小説のキャラ紹介です。「100の質問!」コーナーもあります。お時間のある方はぜひ


  KIKI歌野の日記
  皆様へのお知らせとかお礼とか言い訳とか、いろいろ書いてあります。


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  キャラなりきりつぶやきもやってますので、小説を気に入ってくださった方なら
  楽しめると思います。ぜひのぞいてくださいね(現在停止中・・・ごめんなさい)



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グリーン・グリーン(2)
「あのさ、怒ってるよねその顔?」
 焼酎のグラスをコースターの上に置くと、香枝はしびれを切らしたように聞いた。香枝の最寄りの駅前にある『マイタイ・ハワイアングリル&バー』という屋号とハワイ風のインテリアのこの店には、なぜか日本酒もイモ焼酎も置いてある。
「怒ってると思うの? なんで?」
 直己はカウンターに頬杖をつき、得意のポーカーフェイスで聞き返す。寝不足で強い酒を飲むと寝てしまいそうなので、ビールばかり飲んでいる。全く酔わない。
「だってさっきから無口じゃん」
 香枝は直己の顔を覗き込んだ。
「あたしが三宅っちと話してたから怒ったんだよね。違う? 他に理由思いつかない」
 三宅っちというのはさっきの男のことだ。香枝はこっちの喉が詰まるほど直球の物言いをする。
「ただの飲み友だよ。直己が怒ることなんか何もない」
「怒ってねー。感心してるだけ。お前には『ただの仲間』とか『ただの飲み友』とかの男がワンサカいるもんな。それ器用にさばいてんのは才能だよマジで」
「は? 何それ?」
直己のイヤミに呼応して香枝の顔に怒りが浮かんだ。
「じゃあ自分はどーなのよ。ケータイに山ほど女の名前登録してんの、あたしが知らないとか思ってる?」
「ほんとに知ってたら『山ほど』なんて言える量じゃねーってことも知ってるよな」
「うわ認めたし!」
 直己は携帯電話をパンツのポケットから出してカウンターに置いた。
「なんか疑ってんなら調べたら? 履歴とかも全部。つかなんでこっちが責められてんだか」
 その手のアドレスは全部消去済だが、あえて言ってやらない。
「まーまー香枝ちゃん、喧嘩はそのへんで」
 香枝と顔見知りらしい中年男の店主が、カウンター越しに話しかけてきた。
「こちら彼氏? イイ男だねー」
「どこがぁ?」
 香枝の口調は吐き捨てるようだった。
「お世辞言わないほうがいいよ。ただでさえドン引きするくらい自信家なんだから。仕事とかでも」
「だから何。お前が仕事で俺に敵わねーのは俺のせいじゃねっしょ」
「ほらこの発言! 聞いたよね? 今のマジで言ったんだよこの人!」
香枝は酔うと声が大きくなるので周囲の客が注視し始めている。直己は数枚の千円札をカウンターに置くと、彼女の腕を掴んだ。
「迷惑だっつの。来い」
「痛! 引っ張らないでよ」
 店の外に出ると、直己は彼女の腕を放るように離した。香枝は無言で歩き出し、直己も口を閉じたまま少し離れて歩いた。むせるような新緑の香りがする。人通りのない小学校の裏門の前まで来ると、香枝は立ち止った。
「言っとくけど先に口論しかけたのはあたしじゃないからね。だいたい仲良く喋ってたヤツの性別がたまたま男ってだけで、不機嫌になられる筋合いないよ」
「たまたま男って」
 直己は鼻で笑い飛ばした。
「夜の十時に違うフロアの人間がわざわざマーケまで来て、くっだらねー野球部の応援にお前を誘って、断られたら『デート?』ってどういう会話よ? あの男はお前に気があんだよ、少しだけどな」
「何言ってんの? そんなワケないじゃん」
「は」
「なにその笑い」
「気づかねーはずねっしょ。女は男の好意に敏感だから。でも知らんふりして内心でちょっと楽しんで、こっちからは焼餅も焼いてもらえてっつーのは、なかなかいい気な立場ではあるよな」
「はあ? なに・・・なんなのそれは」
「お前サバサバしたフリして相当ブリッ子な。それ自分でわかってる?」
 いい加減この毒舌を引っ込めないとヤバいと焦った一秒後、振りあげたバッグで腕を殴られた。
「てっ!」
「あんたと話すんのやだ! バカッ! 帰れもう!」
 これが二十六歳のセリフかと呆れながら、再びバッグを振りあげた手首を掴み、もう一方の手首も掴み上げる。小学校のコンクリート塀に彼女の背を押しつけ、自分の体で蓋をするように密着させた。
「やっ・・もー何!」
香枝は華奢な手首をねじって逃れようとした。二つの乳房が直己の胸を擦りあげる。濃厚な性の衝動が唐突に持ち上がった。
「痛いって。離してよ!」
「殴るから駄目」
「殴られるよーなこと言うからじゃん」
「ホントのこと以外言ってねー」
「な・・」
「反論は?」
「・・・」
「反論しないの?」
 香枝が黙ったのは、顔を寄せた直己の声音に甘さが混じり始めたせいだ。直己はつい意地の悪い笑みを浮かべてしまう。キスしようとすると彼女は顔をそむけたが、構わずに白いこめかみや耳に唇をつけた。耳は髄一の性感帯だ。耳全体を唇でなぞり、耳たぶを甘噛みする。香枝の体が一瞬震えたが、顔をそむけたまま反応を殺している。舌先を耳の穴に差し込んで攻めると、香枝は「あっ」と細い声をあげた。
「やめてよ。こういうのズルい」
「ズルい?」
「ズルいよ・・直己はズルい」
 その通りなので黙殺し、唇を暖かな喉から首筋へ、鎖骨まで降ろしていく。ボタンを一つだけ開けたブラウスから数センチ覗いたデコルテに舌を這わせると、香枝の胸が大きく上下した。すかさず開いた唇を胸の天辺にぴったり押し当て、布越しにじんわりと熱い息を与える。
「はっ・・ぁっ。や、やだ・・」
香枝が身をよじる。もう息が荒くなっている。直己は顔の高さを香奈のそれに合わせて囁いた。
「こっち向いて。キスしたい」
「・・・」
「向けよ、香枝」
 無駄な抵抗が可愛らしく、少し憎らしい。香枝は顔を正面に戻した。まなじりがぼうっと赤くなっているが、眼にはまだチラチラと反感の熾火が瞬いている。直己は優しく唇を吸った。何度も繰り返す。頑固に閉じた唇が溶けて緩んでいく瞬間を逃さずに唇の内側に舌を差し入れ、歯茎をゆっくりとなぞる。舌を探り、唾液を絡め取るようなキスをする。
「ん・・んっ・・」
 口腔を塞がれた香枝の喉から切なそうな声が漏れた。初めて彼女にキスをした四月の夜が蘇って直己の背に寄り添った。
「金がないから貸して」
 そう嘘をつき強引にタクシーに同乗させたあの夜、彼女をどうこうする意図などなかったが、強いて言うなら「嫌悪の視線」以外の何かが欲しかったのかもしれない。だが結局泣かせてしまい、後悔して抱きしめた数分後には股間が暴れ、道端で発情中の我が身が呪わしくなったものだ。だが今は違う。似たような状況でも彼女をほしいままに抱ける権利がこの手にあるのだから。
 きつく吸った舌を徐々に解放しながら顔の高度を少しあげると、香枝は喉をのけぞらせて直己の唇を追いかけた。手首を解放し体を抱き締める。少し遅れて彼女の腕が直己の背を抱いた。拳で肩甲骨を叩かれる。
「もー信じらんない。ホントにもう・・・」
「お前の部屋に行っていい? さっき帰れって言ったけど・・」
 赤みを増した耳にキスをしながら、五つの指先だけで左の乳房を包んだ。やんわりと揉み、その柔らかさを楽しむ。指の腹をすべらせ、一瞬だけ乳首をかすめさせる。
「あっ・・」
 香枝は前のめりになり、直己の手を掴んだ。
「ダメ・・人が来る」
「部屋に来てって言って」
「来て」
 背中をまた叩かれた。直己は香枝の腰を抱くと早足で歩き出した。夜の青葉の香りは、なぜこうも気持ちを急かせるのだろうと思いながら。
 マンションに着き、エレベーターのボタンを押し、ドアが閉じる前に香枝に抱きつかれ、首筋を強く吸われた。ゾクゾクする。体中の皮膚が微熱を持ったように過敏になっている。猛ったものの先から出た体液が下着を汚しているに違いない。
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